2014年5月11日日曜日

ナガミヒナゲシ


この花の名前をご存知ですか?
オレンジが鮮やかでかわいらしい花です。
空き地や道ばたでよく見かけますね。
ナガミヒナゲシといいます。

ヨーロッパ原産の帰化植物。
輸入穀物に紛れて日本に入り
爆発的に増えたと言われています。

セイタカアワダチソウ同様に
他の植物の成長を阻害する物質を
根から出しているとする研究もあります。


アヘンの原料となる
アルカロイドを 含んでいないので
栽培していても問題はありません。

問題はその繁殖力。
花が終わると
このようにたくさん実が付きます。
漢字で長実雛芥子と書きますが
名前の通り、細長い実です。



未熟な実をカッターで開いてみました。
小さなものを「芥子粒のような…」と表現しますが
これが芥子の種です。
一つの実に1600もの種が詰まっているそう。

なるほど…増えるわけですよね。
     

2014年5月7日水曜日

オックスフォード、それともケンブリッジ?

園芸品種のベロニカ・オックスフォードブルーです。
寒さにも暑さにも強く、半日陰でも育つ初心者にも育てやすい宿根草。
花の姿、形も大きさもオオイヌノフグリによく似ています。
肥料がなくても花が咲き、肥料が多いとむしろ花が減る珍しいタイプの花です。
オックスフォードブルーとは
イギリスの名門大学オックスフォード大学のスクールカラー。
同じくイギリスの名門大学ケンブリッジのスクールカラーも青で
こちらはケンブリッジブルーというそうです。
ちなみにオックスフォードブルーは濃い青
ケンブリッジブルーは薄い青とのこと。

2014年5月6日火曜日

大きなカブ…?

 よいしょ、よいしょと引っ張って
引っこ抜いたのは、カブではなく…
イモカタバミの根っこです。

イモカタバミの花は
ムラサキカタバミに似ていますが
違いは根っこです。
イモカタバミには
芋状の根があります。




イモカタバミは南アメリカ原産。
観賞用として持ち込まれたのは
江戸時代。
繁殖力が強く、雑草化しています。



2014年5月2日金曜日

ミズキの花


ミズキの花が咲いています。

理科室前に生えているミズキの木は
3階に届く高さ。
ミズキは漢字で水木と書きます。
春先に枝を切ると
樹液が滴り落ちるそうです。





2014年5月1日木曜日

食べたのは誰?

いちごの実がなっています。
真っ赤に色づいた
おいしそうな実もありました。
何者かが食べたようですね。
アリでしょうか?

犯人は意外にも
ダンゴムシでした。



2014年4月30日水曜日

アジュガ

シソ科のアジュガです。
アジュガはヨーロッパや中央アジアが原産。
日本にも同じ仲間の十二単やキランソウが
自生しています。

毎年花を咲かせる多年草。
日陰でもよく育ちます。

2014年4月29日火曜日

月桂樹の花

月桂樹の花です。
シチューやカレーの香りづけに使うローリエは、月桂樹の葉。
若い葉よりも、半年以上の葉のほうが香りが良いそうです。
月桂樹には雌雄があり、日本では雄の木が一般的だとか。
こちらも雄のようです。