2013年12月15日日曜日

豚のまんじゅう

シクラメンは地中海地方原産。
冬の花の代表格です。
和名は「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」
英名sow bread(雌豚のパン)からの翻訳です。
(シクラメンの球根が
豚の餌になっていたからだそう。)

日本でもっとも多く生産されている
鉢植えの植物です。

2013年12月10日火曜日

イチゴの花

1階の教室前の花壇に
イチゴの花が咲いていました。

虫が少ない時期なので
受粉しないかもしれないですね。


2013年12月5日木曜日

ローズヒップ

モッコウバラの実です。
これがローズヒップだと初めて知りました。
ハーブティーでおなじみの
ローズヒップです。

レモンの20倍ものビタミンCがあるとか。
確かにローズヒップティーは
酸っぱいですよね。

2013年12月4日水曜日

水仙

水仙が咲いています。
早咲きのものは
12月半ばには咲き出すとのこと。

地中海原産。
日本には平安末期に
中国より渡来したそうです。

2013年12月3日火曜日

季節外れの木瓜

校庭の片隅に
ボケが咲いていました。
本来は早春に咲く花です。

この時期に咲くボケもあるそうで
寒木瓜と呼ばれるとのこと。




2013年12月2日月曜日

ヘクソカズラ

ヘクソカズラという植物をご存知ですか?
古名はクソカズラ(糞葛・屎葛)
万葉集にも登場します。


ざうけふに 延ひおほとれる 屎葛
絶ゆることなく 宮仕へせむ
 
皀莢(ぞうきょう、さいかちの木)に
しつこく絡みついているヘクソカズラのように
私は役所勤めを、いつまでも続けていこう」

悪臭がすることから糞、さらには屁まで加え
屁糞葛などという
プンプン臭ってくるような名前になりました。


学名はPaederia scandens
scandensは「よじ登る性質の」という意味で
Paederiaは、ラテン語の「paidor(悪臭)」ということばが語源。
なんと学名まで「悪臭」なんですね。
ここまでひどい名前をつけられて、なんだか気の毒です。

潰した生の果実は「しもやけ、ひび、あかぎれ」など
乾燥した根茎は「腎臓病、かっけ、下痢止め」などに薬効があるそうです。

2013年11月27日水曜日

ブルーデージー





南アフリカ原産のルーデージー。
左は葉が細いタイプです。




右は葉が丸いタイプです。

多年草ですが
霜にあたると枯れてしまうそう。

2013年11月26日火曜日

イチョウ

校庭のイチョウが夕日を浴びて
黄金に輝いています。
この辺りの紅葉は今が見頃ですね。

昨夜の嵐で
ハナミズキは丸坊主になっていました。

2013年11月25日月曜日

ハナミズキの紅葉

ハナミズキの紅葉もきれいです。
まるで点描画のようです。

2013年11月22日金曜日

メランポジウム


黄色い花のご紹介が続いています。

メランポジウムは北アメリカ原産です。
5月から10月にかけて
直径2センチほどの黄色い花が次々に咲きます。
暑さに非常に強いので、夏もへこたれません。

この花には
「セルフクリーニング」の性質があります。
新芽が伸びて咲くので
花期の終わった花を覆い隠してくれます。
病害虫も少なく、手間のかからない花です。

2013年11月21日木曜日

ユリオプスデージー


南アフリカ原産の常緑低木です。
冬から春にかけて花壇の寂しい時期に
花を咲かせてくれます。


ユリオプスはギリシャ語で「大きな目」という意味。

2013年11月20日水曜日

ツワブキ

学名はFarfugium japonicum
学名からわかるように日本が原産です。

日陰でもよく育ち、冬でも茂っているので
古くから庭園の下草として植えられています。
長い軸を持った葉っぱはフキに似ています。
葉に光沢があるところから
ツヤのあるフキ→ツヤブキ→ツワブキ
となったとの説があります。
島根県の津和野は
ツワブキが多く自生していたことから
つわ野(つわぶきの野)と
呼ばれるようになったそうです。




ツワブキは食用になるとのこと。
固い皮を剥いてアク抜きをしてから調理します。

余談ですが…「誕生花」なるものがありまして
今日の誕生花は偶然にもツワブキでした。
花言葉は「困難に傷つけられない」だそうです。
11月20日生まれの読者さん、いますか?
もしいたら…お誕生日おめでとうございます。




2013年11月19日火曜日

ブルースターの種

9月にご紹介したブルースター
サヤが弾けました。

種にはフワフワの綿毛。
風に乗って飛んでいきます。



2013年11月18日月曜日

チューリップの球根を植えました。

今日はチューリップの球根を100コ植えました。


今日も楽しくおしゃべりをしながら花壇の手入れをしました。
お手伝いに集まってくださった皆さん、ありがとうございました。



2013年11月17日日曜日

メキシカンブッシュセージ

 メキシコ原産のメキシカンブッシュセージ。
日差しが短くなると花が咲く短日植物です。
花がビロード状の柔らかい毛で覆われていることから
ベルベットセージの別名があります。





また、花の色からアメジストセージと呼ばれることも。
学名はサルビアレウカンサ。
サルビアはラテン語のsalvare(治療)が語源。
サルビア属に薬効があることからだそうです。



2013年11月15日金曜日

ナデシコ

ナデシコも秋の七草の一つに数えられます。
万葉集の山上憶良が詠んだ歌
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。
萩の花、尾花、葛花、撫子の花、
女郎花また藤袴、朝貌(がお)の花」
これが秋の七草の始まりです。

春の七草は「七草がゆ」として食べますが
秋の七草は鑑賞する草花で、食べることはありません。

2013年11月8日金曜日

ススキ

秋の月見のおそなえとして欠かせないススキは
イネ科の植物。
秋の七草のひとつでもあります。

古くから屋根の材料、飼料、堆肥などに利用され
農村ではススキを調達するために
ススキの原っぱ(茅場)を維持してきました。


春の風物詩、野焼き(山焼き)は茅場を維持するために行われます。
この野焼きをしないと次第に樹木が増え、いずれは森林になってしまうそうです。

2013年11月7日木曜日

まだまだ頑張ってます!!

ヒメツルソバです。

漢字で姫蔓蕎麦花と書きます。
花も葉も蕎麦に似ていることから、その名前が付きました。

ヒマラヤ原産。
日本には明治時代にやってきました。
横に這うように広がる多年草で、大変丈夫。
グランドカバーとして利用されています。
花の時期は4月から11月と大変長いのですが
夏の時期は花が少なくなります。

実はこの写真、4月に撮影したものです。
今の時期は葉が紅葉します。

2013年11月6日水曜日

姫リンゴ、鈴なりです



何度も登場しているヒメリンゴ。
鈴なりです。

実が赤く熟してきました。
どんな味がするのかな?
そもそも食べてもいいのかな?
などと思いながら
熱い視線を注いでいます。

2013年11月5日火曜日

ホトトギス

ホトトギスはユリ科の多年草。
若葉や花にある斑点模様が
鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることから
この名が付きました。


漢字では「杜鵑草」と書きます。
ちなみに鳥のホトトギスの方は「不如帰」と書きます。

2013年11月4日月曜日

セイタカアワダチソウ

漢字で背高泡立草と書きます。
北アメリカ原産で英語名はTall Golden rod


繁殖能力が強く
環境省が要注意外来生物に指定しています。

セイタカアワダチソウの根からは
他の植物の成長を遅らせる化学物質が出ます。
この作用で周囲の草花を駆逐してしまいます。
増えすぎると逆に
自分の出した化学物質にやられてしまい
ススキに置き換わっていきます。

2013年11月3日日曜日

秋のバラ

バラが咲いています。

バラは春と秋、年に2回咲きます。
秋は春よりも寒暖の差が大きいので
花がより鮮やかになり、香りも強いとのこと。

手で花を包むようにして温めると、ふわっと香ります。





2013年11月2日土曜日

菜の花の種

体育館近くで見つけました。

お寺の和尚さんが菜の花の種をまきました…♪
あ、あれはカボチャの種でしたね。

どちらにしても花が咲くのが楽しみです。


2013年11月1日金曜日

キバナコスモスの種

キバナコスモスに種ができました。

来年も花を咲かせて
私たちの目を楽しませてくれるといいな。

2013年10月31日木曜日

お手伝いありがとうございました。

今日は宿根草をたくさん用意し
植え込みました。
お手伝いいただきました皆さん
ありがとうございました。

もうすぐ冬ですね。





2013年10月24日木曜日

生徒会のお手伝いをしました。

生徒会では毎年、地域のお年寄りに
パンジーの鉢植えをプレゼントしています。
100株のパンジーの苗の植え替えを
花咲かの会のメンバーがお手伝いしました。

2年生が10名ほど集まり
ポットに鹿沼土を入れる子、苗を入れる子
土を足す子…などなど
分担して手際よく作業を進めました。

土をそこら中にばらまきながら
賑やかにおしゃべりしながら…(笑)
しっかり掃除もしてもらいましたよ!

生徒たちが鉢植えに毎日、水やりをしています。
大きく育ててから、プレゼントする予定だそうです。

2013年10月21日月曜日

実りの秋

実りの秋です。

姫リンゴの実が
赤く色づいてきました。

2013年10月20日日曜日

ハマギク再び

6月に紹介したハマギクが
再び咲きました。
本来の花の時期は今時分です。

これから初冬まで
私たちの目を楽しませてくれます。


2013年10月14日月曜日

日々草

初夏から晩秋まで私たちの目を楽しませてくれるニチニチソウ。



たくさんの園芸品種が出回っています。
次々に花が咲くので
「日々草」という名がつきました。
排気ガスにも強いので
道路沿いの花壇にも植えられます。

ニチニチソウは
抗がん剤の材料にもなるそうです。



こんな身近な草花から、薬が作られているとは知りませんでした。


2013年10月12日土曜日

芙蓉

芙蓉の木が
大輪の花を咲かせています。

朝に咲き
夕方にはしぼむ一日花ですが
次々と花が咲くため
長く花を楽しむことができます。


2013年10月11日金曜日

キバナコスモス

キバナコスモスが夕日を浴びて
金色に輝いています。

キバナコスモスはメキシコ原産。
一年で枯れてしまう一年草ですが
こぼれ種でたくさん増えます。

2013年10月8日火曜日

彼岸花

花壇が秋になりました。

枝も葉もなく、唐突に花が咲いて
初めてその存在に気がつく彼岸花。
葉が出てくるのは
花が終わってからです。

彼岸花は有毒ですが
その毒性分は
アルツハイマーの治療薬として
利用されているそうです。

2013年10月6日日曜日

地植えにしました。

プランター20コ分の花を地植えにしました。
寂しい状態だった花壇に
赤や黄色の花々が加わって、一気に華やぎました。
肌寒い中、お手伝いいただいた皆さん
ありがとうございました。

2013年10月4日金曜日

お花が届きました。

国体の会場を飾った花々が
小中学校に配られました。
ニチニチソウやペンタス、ジニア
ベゴニアがプランター20コ分も!

プランターは
生徒たちのメッセージ入りです。



2013年9月17日火曜日

ふたご

正門脇のヒメリンゴの木に
実がなっていました。

かわいい双子ちゃんです。

2013年9月15日日曜日

青い星

ブルースターという名で知られている
オキシベタラムです。

ブラジルからウルグアイに分布しています。
something blueのおまじないにちなんで
花嫁のブーケに使われることも多い花です。




こんな変わった形のさやがつきました。
どんな種が現れるか、お楽しみに。

2013年9月13日金曜日

白粉花

オシロイバナは熱帯アメリカ原産。
夏の終わりを告げる花です。
夕方に花が開くことから
英名はFour-o'clockと言います。

花びらに見える部分は萼(がく)で
オシロイバナには花びらがありません。








種をつぶすと中から真っ白な粉
(胚乳)が出ることから
白粉(おしろい)花の名前があります。
名付け親は江戸時代の博識学者、貝原益軒。

2013年8月30日金曜日

水引

水引です。
名前の由来はのし袋についている水引に
形が似ていることから…

紅い水引はよく見かける野草ですが
実は白い水引もあります。
探してみてくださいね。
(校内では見かけませんでしたが)

細長い花はピントを合わせるのが難しいです。
この写真もよく見ると
後ろの葉にピントが合ってしまってます。
素人カメラマンということで、これもご愛嬌?

2013年8月28日水曜日

バーベナ

夏休みもそろそろ終わりですね。

まだまだご紹介しきれていない花が
たくさんあります。
夏が終わってしまう前に
まずは夏の花を…

こちらはバーベナです。
フェンスの下からのぞいている姿が
愛らしいですね。

2013年8月27日火曜日

つゆくさ

夜になると鈴虫の鳴き声が聞こえてきます。
暑い夏もようやく終わりますね。

この花は7月末に撮影した「つゆくさ」です。
とても日本的な印象のある花ですが
日本を始め、アジア全域、アメリカ東北部など
世界中に広く分布しています。
アサガオなどと同様早朝に咲き
午後にはしぼんでしまいます。

つゆくさで色水遊びをしたことはありますか?
この花の青い色素は
簡単に色が消えるという性質を持つので
染め物の下絵を描くのに用いられたそうです。

2013年8月25日日曜日

茶色い瞳のスーザン

ルドベキア・トリロバは
北アメリカ原産の多年草。

北海道から沖縄まで
広く野生化している帰化植物です。
英語名はBrown-eyed Susan 
茶色い瞳のスーザンという意味。







クリクリした茶色い瞳が思い浮かぶような、愛らしい呼び名ですね。

2013年8月24日土曜日

百日紅



サルスベリが鮮やかです。
ツルツルした幹で、猿も滑ることからサルスベリと呼ばれるようになったとか。
原産は中国。
中国名の「百日紅」は長く花が咲き続けることから付いた名前だそうです。

2013年8月9日金曜日

ゴーヤの花と蝶

ゴーヤの花に
小さな蝶々が留まっていました。
「ヤマトシジミ」です。

2013年8月8日木曜日

ほおずき

ほおずきです。
漢字では「鬼灯」と書きます。

実を鳴らして遊んだ方はいらっしゃいますか?
いつも最後の最後で皮が破れて
成功した試しがありません。

食用のほおずきもあり
甘酸っぱい味がするとのことです。
ちなみに観賞用は苦くて食べられないそう。