2014年4月10日木曜日

菜の花や…

「菜の花や   月は東に 日は西に」

江戸時代の俳人、与謝蕪村の句です。
蕪村は菜の花が好きだったようで
他にも菜の花を詠んだ句が残っています。

菜の花とは食用の花という意味。
おひたしや和え物として
食卓にのぼります。
一般的に菜の花と呼ばれるのはアブラナ。
その種子から菜種油を採取したことから
アブラナと呼ばれました。
昔は灯りや揚げ油などに
菜種油が多く使われていました。