オレンジが鮮やかでかわいらしい花です。
空き地や道ばたでよく見かけますね。
ナガミヒナゲシといいます。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
輸入穀物に紛れて日本に入り
爆発的に増えたと言われています。
セイタカアワダチソウ同様に
他の植物の成長を阻害する物質を
根から出しているとする研究もあります。
アヘンの原料となる
アルカロイドを 含んでいないので
栽培していても問題はありません。
問題はその繁殖力。
花が終わると
このようにたくさん実が付きます。
漢字で長実雛芥子と書きますが
名前の通り、細長い実です。
未熟な実をカッターで開いてみました。
小さなものを「芥子粒のような…」と表現しますが
これが芥子の種です。
一つの実に1600もの種が詰まっているそう。
なるほど…増えるわけですよね。