2013年5月29日水曜日

光合成の実験

関東も梅雨入りしました。
平年より10日も早いそうですね。
今日は蒸し暑いです。

セージの葉っぱに銀紙が巻いてありました。
1年理科の「光合成」の実験とのことです。

植物は二酸化炭素と水、光を取り込んで
栄養源(デンプン)と酸素を作りだします。
これが光合成です。

銀紙で巻いてある部分には日光が当たらないため
光合成が行われません。
したがってこの部分にはデンプンがありません。
それをどのように確かめるのでしょうか。
理科の先生におうかがいしました。


      まずは葉っぱを温めたアルコールに浸けます。
      すると葉緑素が抜け、葉は白くなります。
      その葉をヨウ素液に浸けると、青紫色に変わりますが
      銀紙を巻いていた部分は変化がありません。
      ヨウ素液はデンプンに反応して青紫色に変色することから
      銀紙を巻いていなかった部分には、デンプンがないことがわかります。

光合成によって葉でつくられたデンプンは、根や種に貯えられます。
それを私たちはおいしくいただいているわけですね。